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行政書士 心構え
学問であれ仕事であれ、目の前にある何かに立ち向かう時には心構えが必要です。
立ち向かうにあたっての方法は人それぞれですが、少なくとも物事を正面から捉えるという姿勢は保ち続けたいものです。それは行政書士としての心構えにも同じことがいえます。
資格を得て行政書士としてのスタートを切った時点で「自分はプロなんだ」という自覚を持たなければなりません。行政書士のプロとして報酬を得るには、経験や実績を積む事はもちろん、自身の意識をレベルアップさせる事も大切です。
顧客を獲得するための営業やマーケティング、売り上げや経費を計算する会計力、独立開業においての経営能力など、行政書士として一から学ばなくてはならないこれらのスキルは努力なしでは決して得られません。
行政書士の資格を持っているのだから仕事の依頼は黙っていても来る、という保障はどこにもないのです。
現在、行政書士の登録数は3万人とも4万人ともいわれ、まさに競争社会と化しています。その中で抜きん出た存在となるため、時代のニーズを先読みし、さまざまなサービスを独自に展開させながら多くの顧客に安心と満足を提供し続けることはもはや必須といえるでしょう。
また、「できればいい」という理想を「するんだ」という決意に変える意識改革も大切です。表から見て楽な仕事だと映っても、その裏には地味で汚れる仕事は含まれているはずですから、自分の想像していた世界とは違うと思ったその瞬間、自身の成功はその手から離れていくでしょう。
どんな状況におかれても忍耐と努力を忘れないで立ち向かっていく強い想いが行政書士としての成功の確率を上げていく鍵になるのではないかと思います。そして、その行政書士の成功過程において明確な目標を設定することも大切です。
しかし、いきなり多くの目標を掲げてしまっては返ってブレが生じますので、一日ひとつ実現可能な目標を自分に課し、達成できたら次のターゲットに向かうといった感じにするといいかもしれません。
最後に、行政書士として法律に関わる仕事をする上でいつも心に留めておかねばならない事、それは自分自身の取る行動に対する責任です。法律というのは人それぞれ解釈が違ったり、またあってはならないと思いますが建前と実情を「法の抜け道」として使い分ける事も可能だったり、非常にグレーな存在だといえます。
ですから、時には違法であるか否かを判断しづらいといった場面に遭遇することもあり、捉え方次第で善にも悪にもなる厄介な存在です。こういった場合、行政書士の立場として取るべき行動に確実な線引きをしておくことはとても重要ではないかと思います。
依頼者の情報や利益を守ることは当然ですが、行政書士としての誇りを自身で傷つけるような行為は絶対にあってはなりません。
それは行政書士としてだけではなく一人の人間として持っておかなければならない心構えだという風にも思います。

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